姫路市香寺町で鳥居と社殿の建替工事をしています。
鳥居のコンクリートも乾燥し、仕上げの塗装と補修をして工事が完了しました。
化粧材は国産桧の赤身を使用し、屋根の銅板下地は国産の杉を使用しています。
軒は微かな反りと箕甲を付け、本格的な社殿に仕上がりました。
賽銭箱も同様、国産桧を使用して製作しました。
鳥居の塗料は程良い朱色に調色し、下塗り+上塗り3回塗装しています。
柱が細い為、本来の木割より少し調整し、バランス良く仕上げています。
既存の鳥居は数十年経過しており、表面劣化と脚元が腐食していましたので、この機会に社殿共に新調させて頂きました。
この様な社寺建築に携わる職人が減少している中、私達が覚えてきた知識と技術をこの機会に発揮できた事を感謝しております。
これからも、後世に恥じない技術を守っていかなければならないと感じております。
弊社では兵庫県姫路市近郊を対象に、社寺建築、古民家再生や古民家リノベーションなどの和風建築を得意とし、無垢材を多数取り扱っています。